大好きな『ミス・サイゴン』また会えると信じています。

私と「ミス・サイゴン」。


博多座ミス・サイゴン」、2009年2月18日13時開演昼の部、新妻聖子キムの千秋楽。

キムを生きた公演はどれも特別です。
でも、あの日の公演は、どう形容したら良いのか分からないほど、
あらゆる情熱に満ち溢れていました。

私も、例えようのないエネルギーに支配されていたし、
それを開演前から感じてくれていたキャストの皆も、最高の演技で答えてくれました。

まだまだ役者人生6年目、振り返るには早いけれど、新妻聖子の歴史の中で
確かに“ベスト・ステージ”と呼べる空間だったと思います。
28歳の、今の私にしかできないキム。

駆けつけて下さったファンの方々、たまたま観劇して「一生忘れない」と
言って下さった方々・・・想いが客席にも届いていたのだという事を、
皆さんからの声で実感できた今。幸せすぎて胸が張り裂けそうです。

舞台は出演者だけでは作れない。もう一人の主役であるお客様の声を聞かせて頂き、
これでようやく、私の千秋楽は完結しました。

私は、キムが運んでくれた数え切れない感動や思い出を胸に、次のステージへ、
次の役柄へと動いていかなければいけない。
それが新妻聖子のキムを愛して下さった皆さんへの恩返しに繋がるんだ。
・・・ちょっと時間がかかったけど、やっと今、そう思う事ができました。

キム、そして私の「ミス・サイゴン」へ大きな愛を込めて・・・

大好きです。ありがとう。また会えると信じています。

このステージを見たわけじゃないんだけど、そう言う特別な瞬間ってあるんですね。
お疲れ様でした。博多グルメともお別れですが(笑)、次のステージへ向け
鋭気を養っていただきたいですね。